コラム

低気圧による頭痛は耳で治る?!気象病を軽減・予防する耳つぼマッサージ

2021年6月2日

ここ最近、スッキリしない日々が続いていますね。

雨に悩まされるジメジメとした湿気の多い梅雨の時期は

頭痛がひどくなったり、やる気が起きなかったり・・・。

もしかするとその症状は気象病では?

実はそんな不快症状も耳つぼで解消出来るんです。

今回は気象病に効く耳のマッサージ方法をご紹介致します。

 

 

目次

1.気象病ってなに?

2.気象病の原因を知ろう

3.自律神経を整える事が大事?

4.気象病に効く耳つぼポイント

 

 

 

気象病ってなに?


 

 

いよいよ梅雨のシーズンの到来ですね。

九州や近畿地方などは梅雨入りが発表されており平年より早い梅雨入りを迎えています。

関東では梅雨入りはまだ発表されておりませんが、梅雨入りも間近です。

雨が降る前になると頭痛がしたり、天気が悪くなると古い傷が痛むなど、天気の変化により

体調が崩れることがあります。

もしかしたらそれは最近注目されている「気象病」の可能性があるかもしれません。

実は気象病が原因で体調を崩す人は日本人の6割以上とも言われています。

気象病とは気圧の変化でからだの不調が起こることの総称で、梅雨や台風など、気圧が大きく

変化する時期に多くみられます。

 

 

からだの不調症状

・だるい

・吐き気

・肩こり

・めまい、耳鳴り

・下痢、便秘

・むくみ

・不眠

・関節痛、神経痛

 

心の不調症状

・やる気が出ない

・思考力や集中力の低下

・人と会うのが面倒になる

・イライラしやすい

・不安や焦りを感じる

・午前中の気分がのりにくい

・性欲減退

 

病院などで検査をしても原因が見つからない事が多いといわれています。

中には日常生活に支障が出るほどの症状が現れる方もいらっしゃいます。

 

 

 

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気象病の原因・メカニズム


 

 

それでは、気象病が起こるメカニズムとは何なのか。

最近の研究からわかってきました。

我々人間の体は気温・気圧・湿度などの環境の変化によって無意識に体を変化させて対応しています。

特に気圧の変化が気象病の引き金になると考えられています。

この無意識な対応は実は「内耳」が深く関係しています。

内耳は体の平衡感覚をつかさどっており、気圧の変化を感知すると脳に信号を送るセンサーが働くと

いわれています。

気圧の変化を感じると、身体の感覚と視覚情報のズレが生じることにより脳が混乱し、

自律神経の乱れが引き起こされます。

気圧の変化により自律神経のバランスが崩れることが主な原因と考えられています。

近年では局所的大雨・台風などの異常気象が増えており、現代の生活習慣による体質の変化も相まって、

年々気象病を訴える方の数は増加傾向をたどっています。

以下のポイントに当てはまる方は気象病の可能性があるのでご注意下さい。

 

①乗り物酔いしやすい人

②天気が変化する時に体調が悪くなる

③低気圧が頻発する季節の変わり目、梅雨や台風時期に体調を崩す

④自律神経の乱れが起こりやすい

・首や肩こりがある

・運動不足・睡眠不足が続いている

・エアコンの効いた室内で生活をしている

 

慢性的な痛みによって脳へのストレスが引き起こされ、自律神経のバランスに乱れが生じると

イライラや不安などを感じやすい状態になります。

それによって他の体の痛みや環境の変化に伴うストレスにも敏感になりやすい傾向にあります。

実際に自身の不調のタイミングがいつ起こるのか、メモやアプリで記録してみると

改善や予防策にも繋がるでしょう。

 

 

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自律神経を整える事が大事?


 

 

自律神経は無意識に身体の内臓器官の働きをコントロールしてくれる神経です。

交感神経と副交感神経の2つから成っており、体の内側や環境からの変化に応じてアクセルと

ブレーキの役割を担っています。

活動時にはアクセルの役割である交感神経が活発に、

休息時にはブレーキの役割である副交感神経が優位になります。

気象病は気圧の変化によって内耳が刺激され、自律神経のバランスを崩しやすいと考えられています。

普段から自律神経を整える生活習慣を身につけることで、

天候やストレスからくる不調を予防する効果が期待されます。

それでは自律神経を整える生活習慣とは何でしょうか?

 

❶栄養バランスのとれた食事

野菜の取れる定食などを選んだり、ビタミンやミネラルを積極的に摂取しましょう。

食物繊維や乳酸菌なども意識すると腸内環境が整えられます。

 

❷6時間以上の睡眠を確保する

睡眠が浅く、眠れなかった時は適度な仮眠もおすすめです。

リモートワークや家事の合間など15~30分の睡眠を取ると副交感神経が働いて

リラックスした状態になり、自律神経の調整にも繋がります。

 

❸適度な運動を心がける

帰宅時に歩く時間を増やしたり、エレベーターを使わず階段を上り下りしたり、

ヨガやジョギングなどもおすすめします。体を動かす時間を意識的に設けましょう。

特に夕方以降に軽い運動をすると、セロトニンという快眠に繋がる神経物質が分泌されます。

質のいい睡眠は自律神経のバランスの調整にもつながります。

 

❹耳周りの血行を良くする

血流が滞ると内耳のリンパ液にも影響があり、めまいや頭痛などの症状を引き起こします。

簡単なマッサージや耳つぼジュエリーを使用することで耳周りの血流が改善され、

自律神経の乱れを整えてくれます。

 

 

 

 

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気象病に効く耳つぼポイント


 

 

 

まず初めに耳のマッサージを行います。

耳の穴を広げるように、耳を回したり、指を軽く引っ張ったりしてから、

ピンセットやへアピンなど先が尖りすぎていない物で

耳つぼを刺激するとより効果を期待出来ます。

 

◆神門(しんもん)・・・イライラなどのストレス解消の働きを活性化させる精神に関係がある、

とても大事なつぼです。

自律神経を整えたり、精神安定作用、大脳の興奮を抑制、ストレスを緩和などさまざまな疾患の際に使う、

まさに万能なつぼといわれています。

 

◆心・・・神門と合わせて抑えていただきたいつぼです。

ストレスの抑制、不眠にも効果があるといわれています。

 

◆内分泌・・・女性ホルモンエストロゲンの分泌を正常化したり、

乱れたホルモンバランスを整える効果が期待されます。

 

◆脳幹・枕・額・・・精神や神経の鎮痛、頭痛、不眠などに効果があります。

 

 

これからやってくる梅雨の時期。

症状がひどくなる前の今がチャンス!

自律神経を整えて、予防する事をオススメいたします。

自分の身体と向き合い、バランスの良い食事・生活で快適に過ごせるといいですね!

 

 

 

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